ここんとこ日記

週末に一気に日記更新するのが最近のパターンだな。まあいいんだけども。
今日のエントリはいくつかネタバレに抵触しそーな内容になってるので、もし「あっこれ読みたくない」と思ったら薄目でその箇所飛ばしていただければ。(滅茶苦茶)

■24日の木曜は映画『バベル』観てきました。
http://babel.gyao.jp/
つまらない、という評判を聞いてましたが、私はかなり好きなテイストの映画だった。良かったです。面白味のある映画じゃないんで退屈な人は退屈だろうなとは思いましたが。基本的に物事が悪い方へ悪い方へと転がっていく物語なので「あああんたそこでそうやったら絶対後悔するよ」「ほら言わんこっちゃない」という心理の繰り返しで観ながらかなり疲れる。
サンチャゴ役の人がどーしても名前思い出せなくて観ながらずっとイライラ考えてたんだけど、ガエル・ガルシア・ベルナルだった。わかってスッキリ。すごくいい存在感だった。最後結局サンチャゴはどーなったのかね…? 日本パートも面白かったけど、日本の若者文化?のこういう描き方は正直もう飽きたなーとか思ったり。

■25日の金曜はB-amiruの番外公演『マドのない部屋』へ。
すんごく楽しかった! 頑張って仕事終わらせてさんざん迷いながら会場探した甲斐ありました。前半1時間はB-amiruのコント、後半30分が御祝リバーバンドをゲストに迎えてのライブ。
B-amiru3人ともめっちゃキュートなのな! 冒頭、3人がチャイナドレスで踊るのがさわやかにエロくてよかったなあ。思えば女性ユニットのコント公演て初めて観ましたが、男性ユニットには出せない可笑しみっていうのがやっぱりあって、それをベタベタしてたりやりすぎたりせずに、実に楽しそうにやってたのがすごく印象的だった。男の「どうしようもない性(さが)と馬鹿らしい哀しみ、その様の滑稽さ」を描いた芝居やコントを今までたくさん観てきましたが、女には女の「どうしようもない性(さが)と馬鹿らしい哀しみ、その様の滑稽さ」っていうのがある。特に「親友の男を略奪してしまった女と略奪された女」のコントなんかは、シチュエーション自体はわかりやすくてありがちなものだったけど、その分かりやすさの中に「どうあっても変わらないもの」を感じるとちょっとキュンとしちゃったり。番外公演てことでだいぶ自由にのびのびとやってた雰囲気でしたが、そのユルさがうまく面白さに添ってた感じでした。本公演観たいなあ。
御祝リバーバンドもいつもどおり楽しかったー。新曲「大森エレジー」(昭和っぽく湿ったカンジでちょういい曲だった)の出だしで村上さんが間違えて「すいませんもう1回!」と演奏しきり直すこと2回。やり直し3回目もアヤシくて、メインギターの岡村さんが苦笑いしてたけどそのままなんとか押し切り。ものすごく真剣に演奏する村上さんを、時々心配そうに、かつ気遣うように眺めやる岡村さんの父親(母親?)のような様子が素敵。愛おしいバンドだよ…!
B-amiru→http://www18.ocn.ne.jp/~bamiru/
御祝リバーバンド→http://www.undercc.jp/oiliver/

■26日の土曜日は、ナイロン100℃『犬は鎖に繋ぐべからず』を。
これはすごい好きでした。ちゃんとした感想別に書きたい。とりあえず「もう一回観たい!」と思わせる、いい舞台だった。今までのケラ作品にはなかったパターン、会話が中心の展開で、その会話を支える役者の演技や演出がすごく光ってました。でもやっぱり大勢がわあっとなってるシーンのドタバタさや馬鹿馬鹿しいギャグなんかはケラテイストだなあと思ってニヤニヤしちゃったり。
あと、これ観ると着物着たくなります。どの衣装も素敵だった。特にみのすけには鼻血吹くかと思った。なんだあの色気。

■その日はそのまま中野愛子×藤里一郎×池田鉄洋 写真展『愛子と一郎のイケテルンバ』でのミニトークライブ&サイン会に行く予定でしたが、前日になってその予定を反故に。夕方からすっかり時間の空いてしまった私は明和電機のワークショップに出かける更紗さんと一旦別れて渋谷で時間をつぶす。ハンズに紙やすりを買いに行ったのにその目的を果たさずアクセサリー手作りキットなんか買ってしまう馬鹿。その後他のおともだちも交えて再び合流、デニーズでハンバーグなど食べながらだらだらとおしゃべり。ワークショップでの様子など興味深い話をいろいろ聞いたりしてたらあっというまに時間が過ぎる。またも終電。

■本日27日は、前日に取りやめたイケテツ写真展へ。やー、どっちの作品も素敵でした。中野さんの作品はほんとにスナップという感じの明るくてふわっと軽やかなもの、藤里さんの作品は作り込んだエロスをモノクロの中に閉じ込めたような。真逆のテイストで、小さなギャラリーで作品数もそんなに多くはありませんでしたが堪能しました。
藤里さんがいらっしゃったので少しお話させていただく。藤里作品は『苦労人』本公演真っ最中に撮影を行ったとかでびっくり。その日のイケテツは公演→撮影→ロケ→公演、という滅茶苦茶なハードスケジュールだったようで。プロってすごい…!

■ところでイケテツ写真展行く前に千疋屋に寄って、昼食代わりにワッフル食べました。更紗さんがおととい誕生日だったのでちょっと贅沢して甘いもの食べよう、ということになりまして。マンゴーワッフル。うううううう美味しいよおおお!!! 果物の濃さが。とろとろで濃厚。前日のお昼で、ランチにお代わり自由のワッフルがついてたんだけど、それがどんだけ水で薄めたんじゃい、というくらいスカスカに薄っぺらいシロモノ(ひらべったいカニパンかと思ったよ)だったので、同じ「ワッフル」の名称がついてるのにこの差は何だという気分になりました。
何はともあれおいしかったー。

奥に映ってるのはフルーツワッフル。すげえボリュウム。
■その後は買い物したりカラオケ1時間だけやったり。サンダル衝動買い。
そして久々に麺通団に行ってぶっかけとさつまいも天と鳥南蛮。堪能。

■というわけでばたばたと遊びまわっていた今週末でございました。