表現・さわやか『そこそこ黒の男』2回目3回目

3日連続で駅前劇場に通ってしまったのでしつこいけどそのこととかちょっと書く。









  • 菅原さん演じる「カトリーヌ」、ビスチェじゃなくてキャミソール?シュミーズ?(女子っぽいアイテムに疎いのでよくわからない)だった。何でもいいけどエロス。「胸ある!??」って思ってしまった。低い声も妙に色っぽい。指が細くてきれーなのなー。
  • イケテツの「オーナー」が見るたびに美しくなる。同じくナナが。ナナが可愛いすぎてどうにもならない。映像での岩本さんと頬寄せ合ってる顔とかちょう可愛いの。ほんとだったら女装して映える顔立ちではないと思うんだけどこの人。ほんとに雰囲気ある役者だよ。
  • 今回菅原さんにはかなりヤラレました。キャラの幅が広いのなんの。何でも見事にこなすその演技に惚れ惚れ。「世が世なら、打ち首ですよ?」と言うときの押さえた声のトーンとかたまらない。「ヤマザキ春のパンまつり」で、せっかく集めたシールをお皿と交換してもらえなかった後の、気遣うノモヤン(岩本)に対して何でもないように振舞って、ノモヤンの姿が見えなくなってから「皿!!」とひとり泣くシーンとかうっかりジーンときてしまう。
  • その後日談として、東京で偶然再会したノモヤンとナカッチ(菅原)のシーンがすっごくいい。「じゃあ、また来るよ」と言って店を出たナカッチと別れた後に、遠くを見るような目でにっこりと、でもちょっと寂しそうに笑うノモヤンの表情にきゅんとなる。
  • 3回目に観たときは公演4日目ってこともあってかかなり自由にやってた感じでしたが、1回目2回目と見たときは、アドリブだと思ってたシーンがぜんぶアドリブじゃなかったんでびっくりした。ナナ(池田)とヤステル(岩本)が新居探しをするネタでの「センチュリー21」の鳥居さん(村上)とのやりとりとか、長井大(いけだ)に振り回されるジョージ・ルーカス(岩本)とスピルバーグ(村上)のやり取りとか、その場で言うこと考えてやってるのかと思ってたら2回目見たときもやりとりの内容まったく同じだった。みんな素みたいな感じで笑ったりつっこんだりするんだもん。騙されたわー。
  • 富士スカウト3人のダンス、3人ともいろんな意味で凄いんだけど村上さんに一度目を合わせるとホールドされてしまってそこしか見られなくなる。そんくらいあのダンスの村上さん強烈。
  • カッパ、カッパが!! 可愛いすぎる、おうちに連れて帰りたいよ…!! 24日公演では村上さんがきゅうりおっことしちゃって、店員の岩本さんに「おっことしちゃいました、ごめんなさい」って。うおお、可愛い…!! 佐藤さんと村上さんの身長差に可愛さ倍増。このネタに関しては可愛いとしか言葉が出てこない。
  • この舞台は、馬鹿馬鹿しい笑いに彩られながらも要所要所にジンとくるシーンがあり、またそれを役者たちが最高のいい演技で見せてくれるっていうあたりがほんとに完成度高いなと感じさせる。ラストシーンは三回見て三回とも泣いた。いけしんの笑顔がいいんだ、とにかく。目を上げた佐藤さんを「やだ!」といって下に向かせる伊藤さんという2人のシーンにも毎回涙。

ちくしょう大阪行きたい。