フキコシ・ソロ・アクト・ライブ

FKIKOSI・SOLO・ACT・LIVE『XVIII』
2006.11.22(水)〜29(水)
原宿クエストホール
作・構成・演出・出演:吹越満

26日、夜公演。
いやー面白かった。ごく簡単に感想など。










とにかくへんなこと思いつく人なんだなーと思った。イラスト・映像・言葉を駆使してのステージ、体を張った演技。どれもこれも凄いんだけど客いじりもしちゃう気安さで「やだなーもーフキコシさんたら」と言いたくなっちゃうような、何となくアットホームなステージでした(って何かヘンな感想)。オープニングとエンディングの映像とかすごくスマートでかっこいいんだけどスカした感じがぜんぜんしないのもこういう気安い雰囲気なんでしょうかね。
「あて字」の連作ネタ、使われる単語がオール卑猥なエロ単語*1で、それを元にミニコントをやってくんだけどこれが可笑しくて仕方ない。他にも「逆パントマイム」とか「寝そべったスタンダップコメディアン」とか、とにかくヘンなネタばっかり。エンディングまですっかり終わった後に「ボツネタのコーナー!」とかっていくつか微妙なネタやったりね。やだなーもーフキコシさんたら。
発想と身体能力と、笑いを追求する貪欲さ。それらが一体となってひとつの作品を作り上げている。「さすが!」と言いたくなるようなステージでした。

*1:節句好(セックス)」とか「混同務(コンドーム)」とか、その他とてもここには書けないよな単語ばっかし