■昨日の行動
新宿にて買い物→ン年振りにプリクラなんか撮って操作に馴れずてんぱりまくる→ランチ→阿佐ヶ谷に移動→バカリズム単独『恐竜時代』観る→漫喫行ってビール飲みながら噂の映像見させてもらったり→麺通団行ってビール飲んだり→さらにお茶して帰る。
麺通団にて初めてビールを飲む。「ええっ、なんで銀河高原ビール…」というわけで迷いつつ頼んだらやっぱりこのビール美味しくな(ry これだったら黒ビールか焼酎にしときゃよかった。
初めて手羽先発見。もちろん食べる。甘辛くてでも味が濃すぎもしない感じでおいしかったー。常にあればいいのに。おでんは季節関係なく置いてあるんでしょうかね。食べたいと思いつつまだチャレンジしてません。近いうちにまた。
■勉強不足ですいません
更紗さんが目下どハマリ中の松梨監督作品を観る。

近未来蟹工船 レプリカント・ジョー [DVD]

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サノバビッチ★サブ [DVD]

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つっこみ要素が多すぎて、どっから拾えばいいのかしらこの宝石箱は。80年代のお気楽ドタバタ香港映画好きな私ですのでB級バカ映画は随分見慣れていたつもりでしたがそれにしてもヒドかった。(いい意味で)(いい意味?)

  • レプリカント・ジョー』は劇場公開時に「観に行こうよ」と友人をしつこく誘うも「えぇ〜、コレを?」と断られて見逃していた作品でしたがその友人の反応は正しかったと言うべきかもしれない。や、面白かったけどB級映画好きとして。
  • つっこみはじめたらキリないんだけど、一番吹いたのは、武装した男たちがばらばらと階段を駆け上がっていくけっこう緊迫したシーンで市川しんぺーさん(蛇頭のヘッドという役)が思いっきり足滑らせてコケてるにもかかわらずノーカットでそのまま撮影強行してるあたりのユルさ。他にも出演者明らかにセリフかんでるよねそれ? っていうのが多すぎ。
  • 子ども時代を子役を使わず同じ俳優で演じる無謀。(しかもマジシーン)
  • あんまり映ってませんが、チンピラ役の村上航がもうごちそうさまですって感じです。
  • 食事を受け付けないうさぎ(佐藤真弓)に食事を勧めるビル(池田鉄洋)の服装が、黄緑メインのチェック柄、ピンクに花柄のやぼったいエプロン。単品でもどうかと思うアイテムの合わせ技、柄on柄、しかもシーン的にはシリアス。加えてこのときのイケテツ演技がちょう良い。見てるこっちはどうすればいいのかわからない。
  • イチオシの胸キュンシーン、海で入水自殺を図るうさぎを後ろから抱きしめたビルが叫ぶシーンはほんとにすごくいいシーンで、「僕を幸せにしてよ!」にうっかりジーンとしちゃったわけですが、その直後の「海辺にピクニックに来て戯れる2人」というシーンのあまりといえばあまりなベタさ加減に脱力して感動のプラマイゼロ。それにしてもイケテツは降り注ぐ健康的な太陽がものすごく似合わない。日焼けとかしそうにないもの。ピンクのTシャツに短パンだしこのシーン。直後にストライプのスーツをばっしり着こなし「会社の危機に立ち向かう社長」になるんだからほんと面白い人だよ。
  • 『サノバビッチ★サブ』はいけしんと澤田育子が可愛くて素敵で仕方なかった。この2人のシーンがあるだけで、他のシーンがどうあろうと(っていうかこの2人のシーン以外はほとんど見るとこないんだけどさ)この作品は輝いて見えます。いけしんの赤ちゃん言葉にズキュン。こんな男に惚れられてえ。
  • 背景に映りこんでる人々がものすごく奇異の視線を向けてるので、この2作品のゲリラ撮影っぷりが窺えます。こっちがいたたまれない。
  • 両作品観て思ったんだけど、松梨作品てものすごく少女漫画チックなんですね。「りぼん」の感覚を持ちつづけつつ成人女性向き漫画雑誌に連載の場を移したような。ものすごく突拍子ないんだけど、人が持ってるピュアな部分をうまい具合に突いてくる。作品への取り組み方が真面目なんじゃないかという気がする。よく知りませんけどこの人のことは。一度、この人が大金かけて撮った映画を見てみたいなと思いました。B級ならではの面白さや純粋さやマニアックさをそのまま残しつつ壮大な映画を撮りそうな気がします。

■そして今日は家に籠もっているので
耳元ランデブー聴いてたら(また聴いてた)、第五回放送(今年の2/20配信)でイケテツが次回公演について「最高傑作作りますからね」「それまでの間、寂しいときには、このラジオ聴いておなぐさみください」と言ってるのを聞いてちょっとじんわりした。うんうん。
なんか、作・演出家としても役者としても、この人のスタンスってすごく好きだし信用できるなあと思いました、それ聞いて。
多忙だろうけど自分がやりたいことは絶対やるし、やるからにはきっちりやるし、「最高傑作作る」と言ったからにはほんとにその意気込みでやって、実際クオリティ高い舞台作ったんですね。なんか、そのプロ魂が凄いと思うし、表面的にはしれっと澄ましてるあたりがなんかもう、ねえ。スマート。
作ったものでも演じたものでも何でも、とにかくこの人の仕事をもっともっと見てみたい。年明けのドラマ絶対見よう。