『ディパーテッド』

映画『ディパーテッド』観てきました。混んでたなあ、映画館。
これ観て、まだ『インファナル・アフェア』観たことない、って人はこっちも観ることをオススメしますヨ。










あああ、『インファナル・アフェア』の面白さはいったいどこに…
インファナル・アフェア』がとにかく大好きなので、それをハリウッドでリメイクした今作は、どう転んでも(私の中で)『インファナル・アフェア』を越えることはないだろう、とは思ってましたが。そういう思い入れを排して極力公正に観たとしても、どーなんだろう。面白いとは思えなかったんだけど… 単なるアクションものは情緒がなくて、観ててしんどい。この作品に情緒がなかったとは言わないけど、雑なんだよな。
あと、長い。2人の主人公がそれぞれ「ネズミ」になる経緯を時間かけて描いてるんだけどそこが冗長。アメリカンジョークは笑いどころがさっぱりわかんねーし。
「元作品と比べるという作業は無意味」っていうことはわかってますがやっぱりどうしても比べちゃう。言い出したらキリないんで言わないどきますけど。手のギプスだとか死んだビリーがエレベーターの扉にガコガコ挟まれるとことか、へんなコネタが元作品なぞってるあたりはちょっと笑っちゃったけど。
観終わってすぐ『インファナル・アフェア』を見返したくなった。つか今これ書くために久々に公式サイト見たんだけど、キャストがいちいちかっこいいなこの映画…と改めておもふ。アンソニー・ウォンとかエリック・ツァンとか陳道明とかさー。(おやじスキー)ジャック・ニコルソンもかっちょよくてシブくて適度にイカレてて良かったけど、やっぱエリック・ツァンのキャラの立ち具合の方が好きだわ私。