腑抜けトークショー

昨日は、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』のトークショーつきの回を観てまいりました。土佐信道(明和電機)×吉田監督。

観客にトークショー目当てのファンがどれくらいいたかはわかりませんが、とりあえず会場は「映画観に来たら偶然トークショーやっててしかも電機屋の格好したにーちゃんがなんかしゃべってる」的おいてけぼり感満載(笑*1 そーゆー意味も含めて明和ファンにはニヤニヤもののトークショー

いつもの社服に身を包んだ社長、ニュートン銃を携えて登場*2。ツカミのコネタとして披露してたけど、リンゴがぼとっと落ちても会場ポカン。私の隣りに座ってた二人組の女の子が、ひとりはファンとまではいかないまでも明和電機のことはそこそこよく知ってる・もうひとりはまったく知らないという組み合わせだったらしく、知らない方の子が「えっ!? 意味わからない!」と言うのに対して、もう一方の子が小声で「後で説明してあげるから…」と言ってて心ひそかに面白かったです。そうだよねえ。ニュートン銃はちょっと分かりづらいよねえ。

クリエイター二人が顔突き合わせて「モノヅクリ」の話や「発想」の話などを展開。面白かったんだけど、一般の(というのは明和ファン以外という意味で)お客さんにとってはどんくらい興味ある話だったんだろか… ふつうなら撮影ウラバナシとか聴きたいとこだよね…?

モノヅクリの話になったとき、ニュートン銃を指して「あっ、これ例にして説明しますね!」と、一瞬にして子どものようにはしゃいだ雰囲気になった社長。「製品説明」がほんとに好きな人なんでしょーね。

映画、二度目に観ても面白かった。業が深いクリエイターの話ですよねこれって。で、改めて観て、社長はやっぱりハマリ役だと思いました。
来週のトークショー本谷有希子。ちょっと見たいなあ。

*1:明和公式に告知が載ったのも直前だったんで、明和ファンは案外少なかったんじゃないかとゆー気がします。

*2:岡山から持ってきたのか…?