週末日記(デバイスアート展とらさある亭とその他もろもろ)

いろいろと刺激を受け、充実した週末を過ごしたんでした。
しかしおかげさまでいまだに疲れが取れません…!
長文なので畳みます。
■29日土曜日、会社に行くのと変わらぬ時間に起きだし、えっちらおっちらとお台場方面へゆりかもめに揺られる。同行者はまたもや更紗つんとシャリィちゃん。
日本科学未来館にて開催中のデバイスアート展、その一環で行われている明和電機の「ノックミュージックワークショップ」に、この日は参加。(どうでもいいけどデバイスアート展のサイトが異常に見づれえ…)
前日まで30度超の真夏日だったっつうのにしぬるほど寒い…! 船の科学館駅で降りると、東京湾の海風が骨身に凍みる。

■ところで、10時開館なのにWS10時開講の意味がわかりません。

■そんなわけで開館するや、面白げなミュージアムショップを横目に、一路7階へ。その7階ではいろんなメディアアートのブースが…! うわあ面白そう、観たいやりたい!! の気持ちは、「明日もまた来るし」とココロの奥底に仕舞う。

■一番乗りしてしまった我らに、社長がでっかいボール紙を持ってきて「手伝って下さい」。というわけで厚さ3mmという分厚さのボール紙をカッターで切る作業をやったんですが(刃物を使い慣れているだろうという間違った認識の元、更紗つんより私がこの作業を仰せつかる。おおい!)これがまあほんとに切れなくてね…
社長に「20回くらい(刃を往復させれば切れるよ)!」などと言われながら、先刻まで寒くて震えてたのに大汗かく。
本日の学習:「3mm厚のボール紙はちょっとやそっとじゃ切れない」
これで切り出したボール紙が、ノックミュージックのスイッチになるわけですが、WS詳細はまた別途書く予定ス。

■あまりに楽しんでしまったために、終わるやいなや明日見学に来てもいいかとその場で問い合わせ。「なんなら参加しちゃってください」とのことで、とりあえず翌日も同じ時間に同じ場所に来ることにする3人。
私と更紗さんはシャリィちゃんとお別れし、そのまま下北へ、本多劇場に『らさある亭』を観に行く。

■『きっと長い手紙〜かもめ郵便局物語』の合間を縫って行われたこの「劇団対抗コント大会」と銘打たれたイベント色の強いステージですが、ラサール石井の言によると「本多をちょっと多く取りすぎちゃった」「土曜の昼公演が何故ないかというと、(『きっと長い手紙』出演者である)昇太師匠がこの時間笑点に出てるから」ということらしいです。へー。

■当方のお目当ては表現・さわやか。伊藤明賢出演ということでさてはフジスカウトがまた観られるかと思いきや、ネタは「ヤマザキ春のパン祭り」でした。もともと村上・いけしんは出てないコントだったんだけど、「伯爵」と同じコーラス部員の「侯爵」と「男爵」という新キャラとして登場。素敵に気持ち悪さの増したシロモノに。笑。
ネタの仕上がりとしては少々残念な結果に。ちょっとキレがないというか。本公演では死ぬほど笑ったネタだったんだけどなー。明賢の歌もタップも、ノモヤンのセリフじゃないけど「これどうやって見たらいいんだ…?」という雰囲気が会場に。や、それはそれで面白かったですけどね。

■あと、しょっぱなの清水宏の登場に大興奮! 清水宏!! だいすき宏!!(はしゃぎすぎ)
いつものテンションで立て板に水のしゃべりネタ、早口でも聞き取れる舌滑と絶妙な間合いと畳みかけ。まじすげえ…!!

■観劇後はあまりの寒さにナチュラルヴィンテージでカーディガン買うたりました。その場ですぐ着る。後ろは短く、前身ごろがずるずるっと長いデザイン。「付属のピンを使うといろいろアレンジできますよ」とのことですが、そんな器用なこと出来る気がしません。というわけで、長いものは長いまま、ずるずるっと着ております。
アドカフェでコーヒー&フレンチトースト→シャンティガフ&サラダ・フライドポテトコース。ネットやりながらだらだら。ようつべで「エーデルワイス」の動画を見てお兄ちゃんに和む。

■翌30日、大雨。ううう。雨の日の外出はつらいやね…
更紗つんと2人、「本降りだ」「本鰤だ」「今が旬」とか言いながらゆりかもめに向かう。眠気と疲れで早くもテンション変。
カルロスを連れ出し「ほうらあれがフジテレビだよ」とかやりたかったが雨では叶わず。でも結局、キャリーバッグに入れてカルロス持って、はるばる今日もゆりかもめ。シャリィちゃんと合流。今日も可愛いシャリィ。

■WS会場へ。「人が来たら(飛び入り参加などがあったら)、すぐどいて見学に回りますから!」ということで参加させていただきました。ありがたし。
社長に「昨日来た人はこっちの廉価バージョンで」と、試作の試し刷り?と思われるようなシールの貼られた組立スイッチパーツ(例のボール紙)を渡される。おおい!!
まあこれもレア物だと思えば…いいのか…?(←たぶん騙されてる)

ウチらと、このWSは今回初参加(つうか2回も受講したのはウチらだけだが)の更紗さんのお知り合いの方2人を加えた5人で作業テーブルに。昨日と同じ工程表を見ながら進めていると、5センチのパーツを社長が「長すぎる。3センチ」。
だって5センチって書いてありますよ。
「変えました。今日の僕は昨日の僕ではない」。うおおい!!

↑証拠

■いやまあ、そうやって日々改良を重ねてより良いパーツ・より良いWSを作っているということだよネ。けっこう進め方ややり方を変えてきてました、2日間で。

■WS後はデバイスアートのシンポジウム。そのまえに何か食っとけや、というわけで館内のカフェで軽く昼食取ってたら、そのカフェの列に見慣れた水色。おお、社長と工員さんがふつーに並んでおる… つかシンポジウム開始まであと20分ありませんぜ社長。
というわけで社長たちに席を譲り、我らはそそくさとシンポジウム会場へ。

■で、このシンポジウムがそりゃもう濃ゆいものになりました。みっちり3時間。すっかりぐったり。今はその詳細を語る気力はない…ともかくひじょーに興味深いディスカッションになりました。ああ面白かった。
そしてデバイスアート展の展示はいっさい見る時間が取れませんでした。のー。ほんとはこの日はWSに参加せずにみっちり展示を見るつもりだったんだけど。でも仕方ないよね、WS楽しかったんだもの。

■雨降る中お台場を後にし、汐留でちゃぶ台返しもののレストランでもっさりと食事し、人気(ひとけ)のまったくないシオサイトの地下通路で念願のカルロスくん偽スリコミをやり、のみならずデジカメ動画録画とかして存分に遊んで、有楽町の無印で買い物し、帰宅。
ああほんとに濃い週末でございました。

■それにしてもですね、WSもシンポジウムも宣伝してなさすぎだと思う。もっともっと人が集まって、もっともっと注目されないと駄目なんじゃないか? シンポジウムなんて会場すっからかんだったじゃないか。こんなに興味深いことやってるのに!
CREST*1のスタートはそっからだ、などというエラソな思いを抱えつつ週末終了。