未来についてちょっとだけ考える

私は、幼い頃夢見ていた「未来の自分」になれているだろうか?
答えは、良い方向にも悪い方向にも「NO」。
幼い頃夢見た「カッコイイ自分」にはぜんぜん成れていない。クリエイティブな職業に就いたわけでもなく、何かのプロとして収入を得ているわけでもない。
何年も何年もかかって、いろんなものを諦めて、同時にいろんな自分の可能性に気付いてきた。そうやって「未来の自分」とはまったく違う「現在の自分」がいる。将来に不安はあるし歳を取ればそれだけ考えなきゃならないことは山と出てくる。いろんなことに向き合わないといけない。そういった「不安要素」は、幼い頃夢見た「未来の自分」の構成要素には入ってないのだ。

夢見た「未来の自分」に固執していたら、きっともっと窮屈な生き方してたんじゃないか、と、思う。今は、自分が「好きなこと」「やりたいこと」「出来ること」「やらないといけないこと」がきちんと分けて考えられる。夢なんかよりも、気付くことができた「自分の可能性」の方が大事なんだとわかっている。
信じていた夢が叶わなくても構わない。夢なんて次から次へとたくさん見ればいいんだ。