表現・さわやか『ポエム』

猫のホテルプレゼンツ 表現・さわやか 第4回公演『ポエム』
2007.11.1(木)〜11.12(月)
下北沢駅前劇場
作・演出:池田鉄洋
出演:佐藤真弓/いけだしん/村上航/岩本靖輝/池田鉄洋佐藤貴史サモ・アリナンズ)/柳沢なな
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3日の昼公演、行ってきました。以下簡単に。










第一声がこれなのはどーよという気がしないでもないですが、村上さんが、村上さんがっっ!! と、ふがふがなるほどかっこよかったです村上さんが。
今回多彩な役を演じて大活躍。アーノルドの『ミートボール』観たときも思いましたが、変態キャラやらせたらこの人の右に出る人いないんじゃないか、っていう。やー、直接「もう最高に気持ち悪かったです!!」と感想述べたい衝動に駆られるよ。(←「かっこいい」発言と矛盾) 素敵。
それはそれとして、『ポエム』、面白かったです。前回の『そこそこ黒の男』があまりにも面白すぎたから、正直ちょっと物足りない感じはしたんだけど、でもやっぱり劇作家・池田鉄洋のセンスは細部に至るまでものすごく好きだし、さわやかメンバーの演技の巧さと芸達者ぶりと華やかなキャラクターには毎回舌を巻く思い。ちょっと冗長に感じるシーンやテンポが悪いなと思うシーンも少なくなかったんですが、これはこの先どんどん良くなるような気がします。やっぱり好きだなあ表現・さわやか。
今回、客演陣がちょっとううむ。サモアリ佐藤さんのあの残念キャラぶりは好きなんだけど… 今回客演ポジションでストーリーを回していく役割だったので、回しきれていない感が。前回公演と比べるのはあんましフェアじゃないかも知れないけど、前回の客演が伊藤明賢だった上、今回菅原さん不在だったので佐藤さんじゃちょっと物足りないというか。びしっとシメるとこシメる、というタイプの演技をする人ではなかったので、そう感じたんだと思いますが。柳沢ななは可愛い子ちゃんキャラに留まっていたので、もっといじくり倒せば面白かったのに、と勿体無く思ったり。
あと、時報兄弟がまた見られてシアワセでした。時報兄弟は前々回公演『おんなのこのキモチ』で最も好きだったネタ。
あと一回分チケット確保してますが、んー、こりゃもう一回くらい観たいな…当日券で行くか…