『Sweet Rain 死神の精度』

簡単に。










途中少々ダレちゃいましたが、面白かったです。原作読みたくなった。孤独な女性の半生記的な内容で、その女性の背負ったものは決して軽くないんだけど、それでもそこまで生きてきた満足感ではればれとした笑顔を見せるラストとか良かったな。ゆるゆると話が展開してあまりとっかかりのないまま進んでいくので、退屈に感じる人もいるだろうけど、そして原作をあらかじめ知ってたらまた感想も違ってくるとは思うけど、私は好きでしたこの映画。
金城武は相変わらず日本語舌足らずな感じだけど(笑)、「世間知らずな死神」という不思議な役柄だったので今回はかなりハマってたように思う。金城武はクールな役柄よりも、こういうとぼけた感じが好きだ。私はファンてほどファンじゃないけど(好きだけどね)、いろんなタイプの彼が観られるので大好きな人にはたまらんかったんじゃなかろか。
脇にもいろいろ面白い俳優が揃ってて、その点でも楽しかった。田中哲司光石研かっこよかったな!
野間口さんは死神役でちょこっと出演。しかしながら、ヤクザに紛れてるとゆー設定なのでストライプの黒スーツとか着ててひじょーに美味しかったです。とりあえず映った瞬間吹きました。