京都旅行つれづれ

7/26・27の土日で京都旅行に行ってきました。更紗さん*1mameさん*2・シャリィちゃん*3と連れ立ってのおんな4人の一泊旅行。まくら投げも辞さないメンツ。しなかったけど。
しょっぱな更紗さんが大寝坊で新幹線に乗りはぐれそうになるという波乱万丈な幕開けでしたが、朝もはよからがつがつとカツサンドとか食べつつ(私だけ)、無事京都。まずは京都国立博物館帝釈天像がラサール石井に激似なのでこれから行く人は絶対にチェックしていただきたい)、それからおとなり三十三間堂三十三間堂は私のだいすきスポットナンバーワンで、京都に来たら必ず寄る。二十八部衆像とか風神雷神像とか、なんど見てもたまらん。かっこよすぎる。仏像大好き。

博物館より京都タワーを望む。とにかく天気が良すぎて日差しがイタイ。

それから道に迷いながら(地図読めなくてほんとすいません)(炎天下みんなを余計に歩かせてしまった)金剛能楽堂へ、「金剛家 能面・能装束展観」。能舞台にずらっと並べられた能面たち、会場中に展示されている装束。どれもこれも古くて貴重なもの。雪の小面がほんとに美しい。あと孫次郎の肉感的な美しさ。色っぺーなー、孫次郎。装束も、大胆で粋で細工の見事な柄ばかり。燕や蝶の刺繍とかほんとに綺麗だった。会場で売ってた能トランプがめちゃめちゃ素敵で思わず買っちゃった。

その後は京都在住の素敵ガール・ミチルさん*4がオススメしてくれた、みたらし(御手洗)祭を見に下賀茂神社へ。みたらし祭、通称足つけ神事。

こんなユルいキャラが出迎えてくる。足三本のやちまた烏。


こちらのサイトによると、
「御手洗祭(みたらしまつり)は、下鴨神社末社 井上社の夏越しの例祭  曲橋の手前から、御手洗川に足を浸しながら歩いて行き、曲橋をくぐったところで、ろうそくに火を灯し、御手洗社前まで歩き、社殿に献灯することで罪穢れを払い諸病を流し、無病息災を祈願する  その後、ご神水をいただくと、諸病にかからず、延命長寿の霊験が得られるといわれる」。

だ、そうです。

そんなわけで、膝上までズボンまくってじゃぶじゃぶと御手洗川に入り、献灯。献じる前に火が消えちゃったけど。水がつめたくて一気に汗が引いた。



神水を一杯飲ませてもらい、足形のお札の裏に家族の名前を書き、神水に流して無病息災を祈ります。足型のお札ラブリー

日が傾いてきた。けど相変わらず暑い。
観光客らしき人もいなくて混みすぎてもおらず、ゆったりとした地元のお祭りといった雰囲気。縁日の屋台でいろいろ買い込み、ビール飲みつつ食べる。祭りっぽいテンションMAX!

もちろんみたらし団子もね!
その後惣菜もろもろ買い込みホテルへ(まだ喰うか)、それをつつきながらバナナマンラーメンズのDVDを再生しながらだらだら。


翌日はモーニングブッフェでしこたまカロリーをチャージし、宇治へ向かう。まずは宇治駅前のRAAKでつかまる。この店の商品ぜんぶくださいカード切るからさ!(なかば本気) 欲しい商品が多すぎて(っていうか基本的にぜんぶ欲しい)うわーんとなりましたがとりあえず千鳥柄の風呂敷を一枚購入。そして中村藤吉平等院店へ。窓の外には宇治川の流れが見える、一軒家の趣のカフェ。私のチョイスは生茶ゼリーと中村茶(オリジナルブレンド茶)。



生茶ゼリーが美しい。ぶるんぶるん。甘くなくてウマー 中村茶はちょっと渋めだった。入れ方が悪かったか…? でも甘いものにこの渋味がよく合う。mameさんとシャリィちゃんのかき氷もうまい。かき氷も食べたかったなー。

中村藤吉を後にして、ぷらぷらしながら平等院鳳凰堂






蓮がたくさん。


宇治川あたりを散策しつつ、抹茶飲んで一服。

隣駅の黄檗まで行き、萬福寺散策。異国情緒の不思議なお寺。とにかく人が居なくて静か。

かいぱん、かいぱん! これが見たかったの。でけー。今でも使われてるそうです。時間があまりなくて早々に去る。名残惜しい。ゆっくり来たかったな萬福寺


京都駅へ。そこでミチルさんと久方ぶりの再会(一年半ぶりくらい?)、みんなで京野菜料理。名残惜しくも一時間ほどで新幹線の時間になってしまった。
なんか「旅行らしい旅行」をしたのが久々だったからか、すげー楽しかったなあ。京都満喫度も高かったし。夏の京都は暑すぎて観光客もさほど多くなく、ひじょうにゆるゆるとした雰囲気で楽しみました。行ってよかった。旅の仲間に感謝。

最後におやくそく京都タワー