低空飛行

会社のひとに「とみきちさんてあまり体調崩したりしないですよね」と言われました。確かに、今シーズンもまだ風邪らしい風邪はひいてない。どころかここ数年本格的に寝込むよーな目には遭ってない(たぶん)*1
しかしずーーーっと低空飛行というか、「常に体調が優れないと感じる状態」が続いてるここ最近。ここでポイントなのが「常に体調が優れないと"感じる"状態」というところであり、ほんとに体調不良なのかどーかよくわからないのだよね。熱があるわけでも咳が出るわけでもなく、ただお腹は空くのに食べるとすぐ胸焼けするとか頭が常に重いとかその程度のささやかな不調の霧が晴れないだけ。しかし去年は春から夏にかけて体重とともに体力まで落ちてしまってふーふー言いながら日々生活してたことを思い出すにつけ、私はひょっとしたら「体調がいいこと」の方が珍しいんじゃーなかろうかという気がしてきた。体調不良な方が「スタンダード」で。そう思えば「こんなもんか」で別に暗い気持ちにはならない。…か…?
先日、「歳を取ると体力の衰えを感じる、っていう人が多いけど、私はこの歳まで体力の衰えを感じたことがない」と母に豪語されました。理由は「若い時から体力がなかったから」だそうです。彼女のこのポズィティブシンキングには呆れて物も言えません脱帽します。60年かけて辿り着いた人間の真理だね、無いものは失くさないのだ。深い。そんな母は「体力づくりなんて無駄」と言い切ります。深い。
しかし差し当たって、「頭痛と言うほどではないけど常に重苦しい頭」のためか朝夕の通勤時間に下向いて文庫本を読んでると決まって酔って気持ち悪くなってしまうため、本がぜんぜん読み進みません。求ム、健康。キブミー体力。

*1:なんで私はこうも自分の身に起きた出来事を覚えていないのだろう。記憶障害かと思うほどだ。