よみものいろいろ

読了。

画家と自画像―描かれた西洋の精神 (講談社学術文庫)

数年前に読んだものの再読。最初に読んだとき、あまりに面白くてわくわくしながらあっというまに読みきった記憶がある。再読してもやっぱ面白い。画家の名前や、おおざっぱでも西洋絵画史のことを知らないとちょっととっつきにくい本だとは思うんだけど、「自分を描く」とはどういうことなのかをまるで謎解きのように解明していく内容はへたなミステリなんかよりよっぽどスリリングなんじゃなかろーかと思う。ほんと面白いんだよ、特に、趣味でも絵を描いたりしてる人にちょうオススメしたい。
今読んでる本。

レオナルド・ダ・ヴィンチ　芸術と生涯 (講談社学術文庫)

これも再読。某ダヴィンチ・コードは読んでないし映画も観てないし内容さっぱり知らないけど、ダヴィンチ・コードよりも数倍面白い謎解きミステリだと独断。この田中英道という方の本はこれら２冊しか読んでないんだけど、読者を誘い込む文章が上手いというか、テイはちゃんとした評論なのに小説のように物語の立ち上がる文章を書く人だなーという感じ。とりあえずめちゃくちゃ面白い。
というわけで近いうちにこれ読みたい。

ミケランジェロ (講談社学術文庫)

今日買った雑誌。

サライ 2009年 3/5号 [雑誌]

初サライ！（笑）
もちろん能・狂言特集だったからなんだけど、ちょっとした記事なら立ち読みで済ませちゃえ、と思ってたら一冊まるまる能・狂言の記事だったんで買わねばなるめえと。まだぱらぱらとしか見てませんけど、「全国能楽鑑賞の旅」とか写真見てるだけでよだれ出そう。あーーーー旅に出たい。慌しくない旅に！
じっくり読むんだ。ふふふん。