スロコメの「酒とつまみ」を読む

昨日、3/1の日曜日、夜から下北。目的はこれ。

スロコメの笑う朗読の時間
あの「酒とつまみ」を読む(笑)
読み手:劇団・猫のホテル 村上航さん。


通勤電車内で読むと危険!
静かな車内で必ずゲラゲラ笑ってヒンシュクを買う。
タモリ倶楽部」でもお馴染みの雑誌「酒とつまみ」
くだらないダメ・エピソードの数々を
映画「罪とか 罰とか」の好演も話題の
劇団・猫のホテル 村上航さんに読んでいただく
あまり前例のないコメディ・ライブです。
朗読終了後は、「酒つま」好きの人たちの交流飲み会。
「酒つま」のことが大嫌いな人もこぞってご参加くださいませ。

チャージ1000円(フリーフード付き)/キャッシュオン

http://slowcomedyfactory.blog24.fc2.com/blog-entry-83.html

スロコメ@下北沢ことslow comedy factory@下北沢の説明はコチラ。→http://slowcomedyfactory.blog24.fc2.com/blog-category-6.html

無秩序という点で秩序立っているといえるような本やビデオが左右の壁一面にみっしりと。ゆっくりと、というよりもユルく過ごしたくなる、心地よい空間でした。そこでの朗読会はほんとにユルユルと開催。面白かったー! 爆笑するような感じではないんだけど、バカな文章をインテリげに真面目に読む村上さんの美声に終始ニヤニヤしっぱなし。
タモリ倶楽部も見たことないので「酒とつまみ」のことも知りませんでしたが、雑誌というよりどっちかというと文芸同人誌のようなテイで(見た目は)、字がみっしりと詰まったすごく読み応えのある内容みたい。最新号を手に取ってパラパラと見てみましたがとりあえず酒とのんべえたちへの愛が詰まった雑誌と認識した。
30分押しで始まった(ユルい…)朗読会。村上航チョイスで3編ほど。創刊号より、この雑誌の成り立ちを語るに相応しい「東京横断ホッピーマラソン」のコラム、温泉宿で起きた怪事件を語るミステリー小説、レポ的な小説「フィリピンパブの歩き方 ミラーボールの下の攻防」(タイトルうろおぼえです)。主催者の方がはじめに「まあ、どうかと思う内容のものもあるんですが」と言ってましたがほんとにどうかと思いました特に二本目の湯けむりミステリーは酷かった(笑) これをチョイスした村上さんはえらいと思う。
当の村上さんは「朗読」というのは初挑戦のジャンルだったそうで、準備期間もあまりなかったためかなり緊張してたようでしたがそこはさすが。やっぱり役者さんて言葉を届けることには馴れてんだろうな。緩急のつけ方とかキャラクターの掘り下げ方とか、もっと開拓の余地があるとみたよ朗読。ご本人はあまり納得のいく仕上がりではなかったみたいだったので、是非2弾目をやってリベンジを果たしていただきたい。でも村上さんは声が素敵でよく通るので、聴いてるだけでなんかわくわくした。髪型や眼鏡などもいつもとちょっと違う雰囲気でインテリっぽくまとめてて、そんな細やかさも手を抜いてない感じがしてイイ。
この朗読会の様子がスロコメのブログに上がってます。→http://slowcomedyfactory.blog24.fc2.com/blog-entry-87.html
それにしても村上さんはいつお見かけしても紳士的な人であるよ。


というわけで、「酒とつまみ」の定期購読者となりました。我ながら簡単すぎる。