『チョコレート・ファイター』

http://www.chocolatefighter.com/
平日割引チケットがあったので、会社帰りに新宿ピカデリーへ。明日まで待ってレディースデー料金で観るテもありましたがピカデリーのレディースデーって混みそうだなーと思って今日行ってきたんでした。しかし観終わって思いましたがレディースデーに混むタイプの映画じゃないよね、これ。
ちょう面白かった!










「ノーワイヤー、ノーCG、ノースタント」なタイ映画を観るのは『マッハ!!!』以来二度目。ワイヤアクションもCG多用のアクションも好きだけど、そういったものを排した純正アクションはやっぱ観ててサイコウにエキサイティングだわー。しかも細くてちっちゃくてかわいい女の子がバトルゲームの主人公みたくばたばたとヤクザを倒してくんだからそりゃ痛快さ。ジージャーかわいいよかわいいよジージャー。1984年生まれだって。映画中じゃせいぜい中学生くらいにしか見えないよ…そりゃー演技もしっかりしてる筈だ。
ストーリーはありますがそれはほんとにアクションの添え物、メインディッシュはあくまでアクション! な構成が潔くて良い。でも少女時代のゼンが透明できらきらした丸いもの(シリカゲル?)を集めてそっと棚の中に並べているシーンとかは叙情的で素敵だったし、展開の滅茶苦茶さのわりに細やかなシーンがけっこうあった気がする。こういった映画のお約束でボスキャラに近付くにつれてアクションのハードルが上がっていくわけですが、ビルの壁にへばりついてのアクション、あれすごかったなー。なんて身体能力が高いんだ。人間てすごいね…! あべちゃんのターミネーターっぷりも堪能したし、満足ですよ。すげえ人死んでたけどまあいいです。そしてまったくの余談ですが「…男性ですよね…?」なおねえさま方がたくさん出てきましたが彼女たちを見てさわやかメンバーを思い浮かべた私もどうかと思います。
これ、2作目作ったらいいんじゃないか。ゼンが三つ編みおさげにセーラー服着て、白装束の女とバトルするっていう。「世界を救えるのはタイと日本のハーフの彼女だけ」みたいな。もちろんノーワイヤー、ノーCG、ノースタントで。