名古屋遠征

旅先からぼちぼちと更新しておりましたがこの週末は遠征しておりました。
旅の道連れは更紗さん、そしてカルロスと吾郎。7:03発という早朝の新幹線で鯖寿司というおよそ朝食に似つかわしくないものをまりまりと食べつつ、

向かうは名古屋。目的はこれ。

ヤノベケンジ―ウルトラ展
2009年4月11日(土) 〜 6月21日(日)
豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2009/temporary/yanobe_ultra.html

豊田市駅まで出たら、地元在住のhiroさんがなんと車で迎えに来てくださった。有難くて涙出る。これはほんとに助かった。そのまま一緒に美術館へ。

この豊田市美術館、館内は作品も含めて撮影自由だって…! びっくりして鼻血出そうになった。い、いいの…? ヤノベケンジの作品だよ…??
というわけでたくさん写真撮ってしまったんですが、これ、写真撮影自由ならその旨ちゃんとアナウンスするべきなんじゃないかなあ。ふつうはNGなのに、この美術館の方針が一般的なんだと誤解されかねないんじゃないかしら。
それはまあともかく、思ってたよりも展示作品多くて堪能。いい展覧会であった。ヤノベさんの作品は、そのストーリーも造形も大好き。胸にぎゅんと来る。今回は特に、初めて見たファンタスマゴリアの美しさに涙ぐむかと思った。そして「サヴァイバル」シリーズの造形美…! もう単純にかっこいいよね! さらにやっぱり「リヴァイバル」とトらやんシリーズの豊かさよ。はー、もう、胸いっぱい。ヤノベ作品を知らない方は、とりあえず美術館のサイトでこの展覧会の予告映像が見られるからそれご覧いただければいいんじゃないかしら。かっこいいよう。
で、定時にやっているパフォーマンス、「黒い太陽」の起動も見ました。「黒い太陽」の内部で強い電磁波を発生させるものなんだけど、起動するまでの間のブィィイン…という空気を振るわせる振動がハンパなく怖い! この怖さと期待感と動いたときのぶわーという感動は、ジャイアント・トらやんが火を噴くのを初めて見たときの感動と同一。
デジカメの性能が残念なのでわかりづらいけど、いちおうこんな感じに稲妻が発生。ほんとはもっときれいよ。↓

そんなこんなで胸をぎゅんぎゅんさせたまま、常設展の方へ。これまた良い作品が揃ってました。アート素人の私がエラそうなこと言うけど、センスいい! って思った。コレクションに統一感がある。そして会田誠森村泰昌が見られたのには小躍り。そーか、会田誠の「あぜ道」はここの所蔵であったか。

その後コメダ珈琲店でhiroさんとおしゃべりしながらゆっくりランチ、お別れした後はハンパに時間が余ったので急ぎ足で名古屋城見学しましたが、うん、まあ…そうじっくり見学するようなアレでもなかったんでちょうどよかったかなと…
夜は居酒屋で手羽先食べてビールと日本酒飲んで、ホテルの部屋帰ってさらに梅酒飲んでおまけにデザートに「白くま」まで食べつつ、DVDで東京03とか観ながらだらだら。疲れたので早々に就寝。
翌朝は、ふたたびコメダ珈琲店へ。隣席に座ってた男性二人が「あみ焼きチキンサンドとピザとモーニングサービス*1、さらにシロノワール(大)」を注文していたのに怯えながら(コメダ珈琲行ったことある方はわかると思うけどこれだけ食べたらハンパない量)朝食を摂り(小倉トーストとあみ焼きチキンサンドうめー)(けどでかいー重いー)、地下鉄乗って東山動物園へ。思いがけず一日かけて遊ぶ。動物園たのし!

おりこうな象さん。

水位の低いプール(まだ水を張ってる途中だったらしい)で、どういうわけだか顔とおしりを水に浸すまいとがんばって体を反らした体勢で動かないゴマフアザラシ。もう一頭はまだ体が全部浸からない浅いプールをまるでイモムシのように蠕動しながら移動しまくってました。

東山動物園一のぶちゃいくちゃん、ラクダ。なにこの口の開き具合。萌…!

その他、両生類爬虫類館で「カメー!」「ワニー!」「トカゲー!」「イグアナー!」とひとり大興奮する私。かわいいよね特にリクガメのドンくささにはほんとイライラして何時間でも見ちゃうよね!
さんざん楽しんでビールとみそカツ弁当(更紗チョイス)を買い込み、新幹線へ。「みそカツは甘くてビールに合わない」ことを学習しながら帰途。
良い週末でしたん。

*1:コメダ珈琲ではコーヒー注文するとモーニングサービスとしてトーストとゆで卵が付きます