「泥酔論」

25日の夜は、1ヵ月ぶりにスロコメへ。三回目の参加となりましたエンテツさんの「泥酔論」でございました。そもそもは村上さんの朗読目当てで足を運んだこの「泥酔論」でしたが、いつしかすっかりエンテツさんのファンに…

今回のお題は「フランス人の酔い方」ということで、来日5年のフランス人カメラマン・ダヴィッドさんがゲスト。日本語がまだ達者じゃないダヴィッドさん、たどたどしくも一生懸命話す姿に胸キュン。しかしそんなダヴィッドさんも、トークしながらもエンテツさんと「チンチン!(乾杯!)」とやりながら熱燗(エンテツさんイチオシ「梅の宿」)をかぱかぱ空けていくうちにみるみる陽気になっていき、最終的には歌うわ踊るわ、なんだか心なごむ陽気なヨッパライとなっていました。
エンテツさんが適当に買ってきた1600円の赤ワイン(1万円札で支払ったら9400円おつりがきたらしい)を使って、正しい(そしてスマートでカッコイイ)ワインの開け方を実地で伝授、開けたそのワインを会場のみんなで分けて飲み(こういうとこがスロコメっぽいよね)、「高いワインがいいワインだとは限らない!」との熱いお話に拍手。ちなみにその1600円(実質600円)の赤ワインは、赤ワインの渋さが苦手な私でも飲みやすくて、ふつうに美味しくいただきました。最後はゲストミュージシャンの原田茶飯事さんの演奏にあわせてエンテツさんをダンスに巻き込み、いつも通りに酔っ払ってるエンテツさんをぐりんぐりんに振り回してました。大丈夫か! あんなに息の合ってない、それでいて楽しそうなダンスは初めてみたよ…(ホノボノ)
言葉が通じなくたって気持ちが通じ合っていればいいのさ! という、つまり、ヨッパライは万国共通、ってことでしょうか。
日曜だったため酒はビール一本に抑え、お開きになるや早々においとましちゃいましたが、うーんあと一本くらいビール飲んでゆっくりしたかった。スロコメは居心地よくて長居したくなります。(余談ですが最近スロコメでバスペールエールばっかり飲んでる私ですが、更紗つんがこの「バスペールエール」をなかなか覚えられずにいつも「ロベスピエールみたいな名前の」と言う。それはフランス人。)
そういやつまみで食べた練りウニチーズとスパムジャーキーがめちゃくちゃ「つまみ!」という主張のある、塩気の濃い味で美味しかった。これって瀬尾さんのレシピになかったかなーと思って「せおつまみ」と「おつまみ横丁」を探してみたけど見つからず。私の勘違いか…? あるいは「酒つま」のつまみ塾にでも載ってたかしら。
ともかく、次回「泥酔論」は11/28、その瀬尾幸子さんがゲストで「まずうま」について語るそうです。