なぜ宇宙人は地球に来ない?

えー、去年は読んだ本の記録っていうのを一切取らなかったんで、2010年は本読んだら感想やレビューまでは書けなくとも、ブログにタイトルだけでもメモしとこ、という気になりました。単に私の読書量の少なさを露呈することになるだけかも知りませんが、まあ。そもそも、数冊の本を平行して読んだり中断して他の本に浮気してまた戻ったり活字中毒期と活字離れ期を繰り返したり、という非常に不安定な本読みなんですけど。
今年入っていちばん早く読了したのはこれ。

なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)

なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)

オカルトの類いに関しての私の立場は「肯定派」でもなければ「否定派」「懐疑派」でもなく、どっちかいうたら「無関心派」というものなんで、この本も今までだったら手に取らなかったかもしれない。松尾貴史ツイッターでフォローしてなかったらこの本に関心が向くこともなかったかもなー。
それはともかくとして、ちょう面白かった! うっかり信じてしまったりそれがもとで騙されてしまったり、そういったトリックが非常に明快に論じられていて読みながらニヤニヤ。一部、我が身を振り返って冷や汗かいたりもしながら。ちょっと皮肉な文章も面白くてググイと一気読みしてしまった。
しかし、一番読むべきオカルトビリーバーたちは絶対にこの本読もうなんて思わないだろうなあ。