黒胡椒煎餅・駒込デビュー

「黒胡椒煎餅が食べたいから探してこい」というミッションを母より言い渡されたのをすっかり忘れていた。唐突に思い出したのが一昨日のこと。ぱちぱちっとネットで調べて評判の良い美味しそげな店をピックアップ、駒込に直営店があるというので会社帰りに駒込に降り立つ。わざわざ行ってきたのよ、通り道でもないのに!
そんなわけで行ってきたのはここの駒込店でございます。

いろんな種類があったけど、今回はとりあえず目的の黒胡椒煎のみ購入。帰宅して早速食べたけど、ぱりっと口に含みばりばり噛んで、やっ、と飲み下した後に口中に残る黒胡椒の風味が! やあちょっとびっくりしたくらい美味しいよコレ!!
「ビールのつまみに丁度いい」なんて言われてるみたいだけど、たしかにおつまみとしてイケるスパイシーな煎餅です。もちろんお茶請けにも。いいもん見つけた、また買いに行こう。


さて。ところで。
駒込といえば乗り換えのために利用する以外はほぼ縁のない土地で、まともに降り立ったことといえば学生時代に東洋文庫に一時期通ったくらいなもんなんですが。(東洋史専攻)つまりJR山手線駒込駅北口しか利用したことがなかった。
しかしながら今回足を運んだ煎遊は東口方面にあるのだ。
というわけで初めてまともに駒込という地に降り立ったんでした。
煎遊へは「駒込銀座さつき通り」を通って行くんだけど、ここが○○銀座と名のつく場所にはよくある、安くて雑然としていてちょっとレトロな雰囲気ぷんぷん漂わせる狭い商店街。こういうちょっと昭和な雰囲気の商店街が好きなんで、きょろきょろしながら歩いてた。このさつき通りじゃないけど、線路沿いのちょっと外れたところに面白げな店もぽつぽつあるようで、今度来るときは探索したい。ちょうど化粧水を切らせていた私はこのさつき通りにあったドラッグストアに何の気なしに入ったんだけど、ここがえらい安くてびっくりした。目的の化粧水、普段の2/3くらいの値段で売ってて思わず二度見しちゃったよ。輸入食材を多く取り扱うスーパーも発見。ツカエル、さつき通り! ツカエル、駒込


エントリタイトルの「黒胡椒煎餅・駒込デビュー」、これじゃまるで擬人化された黒胡椒煎餅くんが駒込デビューしたみたいだね。そうじゃなくて「黒胡椒煎餅の話と、私が駒込デビューした話」ってことです。村上春樹の短編集に「蛍・納屋を焼く・その他の短編」ていうのがあるけれど、このタイトルを見て蛍が納屋を焼く話だと思ったのと似ている。
ってすいませんどうでもいい話で。