「あなた今年本厄だったっけ」と母に言われて「ああそういえばそうだった」と思い出しました。年明け早々、わざわざ西新井大師まで行って厄払いしてきたんだった。(そして八頭身くらいあるかと思えるスラッとした美形の若い坊さんに目が釘付け、という煩悩まみれの厄年の幕開けを。)
それを今の今まで忘れてたんだから、今年は大病もせず事故にも遭わず、平穏無事に過ごせてきたってことだね。ありがたや。今年はまだ一ヶ月以上あるけれど、このまま無事に過ごせますように。
厄年だったことと併せて、母方の叔母が亡くなった歳になっていたんだなということも思い出した。叔母は厄年に、まさに私のこの歳に、病気で亡くなっている。
死というものは年齢に関係なく突如訪れるものだけれども、いつふっと死んでしまっても恥ずかしくないような生き方がしたいなあ…と、会ったこともなく顔も知らない(写真では見たことあるけど)叔母のことを思い出しつつ、ふと思ったんでした。死を常に意識に抱えている必要はないけれど、ふとした折に、それは遠い世界の話じゃないと思い出すことは大切なことだ。


…とりあえず、中途半端になっている衣替えを終わらせて、とっちらかっている部屋を片付けないことには死んでも死にきれん。それが今の私。