ヨーロッパ企画『あんなに優しかったゴーレム』

ヨーロッパ企画第26回公演『あんなに優しかったゴーレム』
2008.8.19〜8.25(東京公演)
あうるすぽっと
作・演出:上田誠
出演:石田剛太/酒井善史/角田貴志/諏訪雅/土佐和成/中川晴樹/永野宗典/西村直子/本多力
http://www.europe-kikaku.com/

21日、ソワレ。










ヨロ企はいつも難しいことなくゲラゲラ笑って、観終わった後「ふわあ面白かったなー!」と晴れ晴れできるので好きだ。今回もそんな公演でした。前回の『火星の倉庫』がちょっとチャレンジングな内容だったのに比べて、おそらくかなり「ヨロ企らしさ」を全面に押し出した内容だったのではないかしら。ヨロ企のことそんなに詳しくないけれど。ほんと、「ゴーレムはいるのかいないのか」というだけの内容で、別に個々のキャラクターのバックグラウンドが描かれている群像劇でもないし壮大なオチがあるわけでもないけど、独特の、テンポが良くてなおかつユルユルな会話と、スピーディーなんだかゆっくりしてるんだかよくわからないストーリー展開が心地いい。まさかペガサスが実際に登場するとは思わなかったんだけどそのペガサスも冗談だとしか思えない見事な着ぐるみっぷりで可笑しくて仕方ない。大好きだぜヨーロッパ企画