『パコと魔法の絵本』

http://www.paco-magic.com/index.html
みてきた。面白かった!










OP、ちょっとぼーっとしてたんではっきり認識できなかったんですが、ド頭のフラダンスシーンに一瞬映るのって大王でしたか…?

舞台版は初演のみDVDで観ました。あんまり比べるつもりもないけど、舞台は舞台で、映画は映画でそれぞれ面白かったです。ストーリーは、劇中劇のシーンがだいぶクローズアップされてるんだけど、ほんとに絵本みたいな映像でなるほど映画だとこういう表現が可能なのかーと。CGアニメの組み合わせ方とかうまかったなあ。なんか、ひじょうに正しいCGの使い方、って気がした。大貫の孤独さや室町のトラウマは舞台よりも丁寧に描かれていて飲み込みやすくなってたけど、けっこう私がこの舞台において好きだったセリフが削除されてたり変えられてたりして、えっこのシーンであのセリフ言わないんだ、と思ったことがしばしば。舞台版では劇をやるにあたって「ミッドサマークリスマスだから、まあディケンズでも」というセリフがあって、偏屈者の大貫がみんなに対して心を開いていく伏線になってるのに、ディケンズというキィワードがすっぽり抜けちゃってるのがなんかちょっと納得いかなかったりも。作品タイトルが「ミッドサマーキャロル」から「パコの魔法の絵本」に変わってるからそもそもディケンズも必要なくなったってことかしら。
加瀬亮がかわいすぎてほんとに死ぬかとおもた。髪型もメガネも丈の足りてないズボンもとろんとしたしゃべり方も回転ドアにひっかかるところもすべてが完璧にかわゆかったよ…!!