大阪いちにちめ(13日)

週末、大阪行ってました。
主目的は表現・さわやか大阪公演観劇でしたがそれ以外にも大阪を堪能しつくした丸2日間。大阪は何回も行ってるけど、こうまで遊び倒したのは初めてかもしれん…天気にも恵まれ思ったほどには寒くもなく、けっこうタイトなスケジュールの中わしわしと動いた。
今回の同行者は素敵おねえさま・陶子さん*1
道中、ほとんどお笑いの話題を話してたような…勉強になります。
長いから畳むよ。
■広島在住の陶子さんとは阪急梅田駅にて待ち合わせ。案の定スムーズに会えない。(なぜならば私が改札口を勘違いした為)
感動の再会を果たした後は休む間もなく一路万博公園へ。3月の大阪行きの際行き損ねたのでどうしても見たかったのだ太陽の塔

阪急線に揺られモノレールに揺られ、大阪万博公園駅に着くと、すぐに太陽の塔が見える。

で か い…!!

テレビなどでよく見慣れている筈のあのフォルムと大きさ。実物目の前にしたら感動のあまり叫びそうになった。あれは…すごい。平凡な感想ですがほんとに凄いとしか言えない。あの神々しさは何なんだろう。

園内入って太陽の塔を写真に収めまくる。


あまり見たことのない横顔。意外と肉厚な顔立ち。

後姿。

手を広げるポーズは、来園者を「Welcome!」してるよりはむしろ通せんぼをしてるように見える。あるいは前に立ちはだかって何かを守るような。顔立ちも友好的じゃないよね…これが万博で世界の人々をお迎えしたのか…すげえな、岡本太郎

太陽の塔を愛でたおした後は、軽くブランチ…のつもりががっつりカレー。こういうとこで食べるカレーにしては辛味と甘味が絶妙でなかなか優秀なカレーライスでした。具になぜか刻んだ蒟蒻が… 万博公園行くことがあれば食べてみるといいです。

その後は日本庭園を少しぶらぶら。すごい静か。なぜなら園内ガラ空きだから! 休日の万博公園て家族連れとかでもっと賑わってんのかと思ってたらこっちが「経営大丈夫…?」とドキドキしちゃうほど人がいない。まあ、花の季節でも紅葉の季節でもないオフシーズンだからこんなもんなのかな…いやそれにしても…
ちなみに「まだお昼前だからだよ、午後になればもっと人増えるよ!」って思ってたのに帰る頃もあんまし変わらない閑散ぶりでした。ほんとに大丈夫なのか万博公園。(余計な心配)

■11:30になり、日本庭園内の汎庵というお茶室へ。

クリスマス茶会なるものが開催されるというので申し込んでいたのです。
園内のあまりの閑散っぷりに「茶会の参加者、ウチらだけだったりして」と心配する陶子さん。ああそんな明和電機のイベントみたいな状態はそれはイタイなあ…とこれまたドキドキしてましたがウチら2人+6名(うち1人は2〜3歳くらいのお子さん)での開催となりました(ちなみに募集人数はたしか15人)。ほっと胸を撫で下ろすも他の参加者のうちほとんどの方はお茶繋がりのお知り合い同士だったらしくてアウェイ感満載。おまけにお茶がまったく未経験というのはお子ちゃまを除けば私だけだった。さらに高まるアウェイ感。案の定作法をまったく知らないの私だけだったよ…説明されてもわかんなくてわたわたしちゃった。

■まず控え室でお茶を出される。

ローズヒップティーとチーズ。それから案内されていよいよお茶室へ。電気をつけずに蝋燭の明かりだけの薄暗い茶室。いちおうクリスマス茶会ということで、こじつけではあるけれど(笑)それっぽいアイテムを出してくれて面白かったです。
本来お茶の席での写真撮影はNGですが、今回はOKとのことなので。


香炉は魚モチーフ(魚はキリストの暗喩に用いられる)、お花はヒイラギ葉のツバキ(だったっけ?)。

2服いただきましたが、1服目のお茶菓子は「ホワイトクリスマス」という名称の和菓子。

2服目の干菓子がちょうかわいい! クリスマス!

お茶入れもこんな。フタ開けると内側にサンタの顔が金で描かれています。写真撮らなかったけど茶匙も雪の結晶が描かれていて素敵だった。お椀もみんなそれぞれ違うものを出してくれたんだけどクリスマスだったり西洋の街だったり魚だったり、あるいは12月・年末を意識した、この時期にしか使われないモチーフだったりしてこれも面白い。2服目のお椀は織部焼。おおおこれがあの『へうげもの』の…!
ちゃんとした茶室でお茶を上がるのは初めてだったから面白かったです。何故か帰りに玄関の戸の鍵と門のかんぬきがかけられていて閉じ込められ状態で出られなかったんだけど…送り出しておいてそりゃないだろう…(勝手に開けて出ましたが)

■その後は万博公園を後にし(太郎グッズ物色し忘れた…)谷町の方に移動。次の予定まで時間があったのでひとまずお茶。

■15:30になり、本日もうひとつのイベント・ダックツアーへ。水陸両用バスで100分かけて大阪観光。大阪の新名物ですって。こんなんあるとは知らなかった。

これが水陸両用バス・チャレンジャー号。通称かっぱちゃん。もろもろの事情により窓にガラスが入ってないので夏暑く冬寒いという、観光客にキビシい乗り物。

後ろにスクリューがついてるの。
ものすごいでかいし(車高がバカ高い)なんでかこんなラッピングなので素敵に若干恥ずかしい。

完全に大阪ノリなガイドのおねーさんの話を聴きながら大阪市内を観光。

「ここからベストショットが撮れますよ!」というわけで大阪城パチリ。
他にも造幣局とか日銀大阪支店とか道頓堀とかアーケード街とか、市内の主要スポットを通りすがりながら観光。スプラッシュイン(川に入る)の瞬間とかなかなか盛り上がるし、楽しいツアーでございました。

かっぱちゃんがあまりにかわいかったので買ってしまった。お風呂に浮くよ!(またこういう部屋を散らかしそうなアイテムを増やしてしまった)
他にもグッズとして、かっぱちゃん一家を主人公にした「かっぱ伝説」という物語と主題曲が収められたDVDとか売ってました。「かっぱ伝説」の主題曲はクルージングの間船内に鳴り響く。かっぱに造詣が深い友人にみやげに買って行こうかと3秒くらい考えてやめました。

■ダックツアーを堪能した後は梅田に戻って夕飯の惣菜を買い込み、ホテルへ。近くの銭湯に行こうと思ってたのに何故か「本日休業」の貼紙。ううううショック…!
結局、部屋で飲み食いしながらバナナマンの『疾風の乱痴気』とGBLとか観ながらだらだら。
布団に入ってからもなんとなく陶子さんと会話を続けてましたが途中で記憶がなくなってるのでたぶん寝オチしたんだと思う。(いつものパターン) ほんとすいません。


というわけでふつかめに続く。