大阪ふつかめ(14日)

ホテルのサービスの朝食をもりもりと喰らい(おにぎり3個にみそ汁、プチパン2個)(これがサービスだなんて素敵東横イン)、出発。


国際美術館へ。

でかすぎて外観が写真に納まらない…

東京でも見ましたが「アヴァンギャルド・チャイナ」を見に再び。*1
初見の陶子さんにはなかなか刺激の強い展覧会だったと思われます。(ニッコリ)

一緒に開催されてた「新国誠一の《具体詩》 詩と美術の間に」という企画展が非常に興味深かった。文字や言葉とアートの関係性が面白い。

■美術館の素敵レストランでお昼。朝にあれだけ食べておいて前菜・パン・パスタ・ドルチェ・コーヒーというボリューム満点のパスタコースとかいただいてしまいました。

ウニクリーム。あわいオレンジが美しい。うまー!

コースのドルチェにしてはでかすぎだろう、というソフトクリーム。大き目のソフトクリームの上部分(つまりコーンを除いた部分)くらいのボリュームはゆうにある。無理! とか言いつつ完食!
おいしかったー。レストランは雰囲気もよくて素敵でした。もうちょっと腹の余裕と勇気があれば「イタリアンとチャイニーズの融合……前衛的なコースをお楽しみください。」との謳い文句の「アヴァンギャルド・チャイナ・コース」2,600円を食べても良かった。
…前衛的って。

■その後ちょっと時間が押してしまって慌てて辿り着くHEPホール。表現・さわやか大阪公演。東京公演から数えて27回目の大楽でございます。
もう公演終わったからネタバレ気にせず書きますが。

●客席があったまるのが遅かったので観ながらドキドキしちゃった…チアガールとかモンドさんとか、東京じゃ出てきた瞬間の会場の空気のドン引き具合が凄かったのにそんなこともなく、わりとふつうに受け入れられちゃった感が。東京モーターショーとかもどっちかつうと「ぽかーん」な雰囲気だったような… 白洲黒次郎あたりからエンジンかかりだして最終的にはだいぶウケてましたけど。

東京モーターショーでは終わって暗転した瞬間に隣の陶子さんがポツリと「恥ずかしい…」って。ダメだよこれについて行けなかったらさわやかは楽しめないよ!!

●モンドさんの金の宝物入れがリモコン式に!!(衝撃!)
会場入った瞬間から天井の高さが気になっていて(って駅前劇場が天井低すぎるんだけど)、あれじゃあ脚立で取りに行くにしても相当高い脚立が必要になって危ないんじゃ…と思ってたら、モーリスがやおらリモコン取り出してスイッチオン。吊り下げ式の棚がするすると降りてきて、あのクッタクタの金の宝物入れが。アロエヨーグルトを収めた後、またするすると上がっていく宝箱。
「隣…金の」というモンドさんの言葉に頷くモーリス、というシーンが好きだったのでちと残念だわ、これはこれで面白かったけど。

●白洲黒次郎はまたえらい長かった…今までやってきたネタをここぞとばかりに全部やったんじゃないか、ってくらい長かった。それにしてもこれウケてたなー。

あと、大阪HEPホールオリジナルポスター。↓

はずかしい!!!


そして大阪から帰ってソッコウ、あまじょんでこいつをワンクリックしてしまいました。

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しばらく浸らせていただきます。

■まだ夕方でしたがボジョレーとか飲みながらさわやか談義。

毎年飲みながら思うけどボジョレーってべつにたいしておいしくないよね…私がアタリを引かないだけ? つって毎年一杯は飲んじゃうんだけどね。
メンバーの見分けがまったくついていなかった陶子さんにキャストを紹介し、買ったパンフの内容を案の定全部信じているので「これ、嘘しか書いてないですよ」と教えてあげた。これは「表現・さわやかの公演のパンフレット」ではなくて「氷☆原SAWAYAKAというアイドルグループの写真集」ですから! 光ゲンジみたいなもんですから!(ほんとに酷いパンフだ…)

■その後、帰るまで時間があるということで、思い立って何かお笑いを観に行こう、という話に。ちょうどワッハ上方で若手芸人の勝ちあがり戦バトル? よくわかんないけど、とにかく観客投票式のものがやってたのでそれを観ることに。私がもともと大阪の笑いに慣れない・ツボらないのがいけないんだとは思うんだけど、全体的にまあほとんど笑えなかった…(笑) ネタも芸もだいぶこなれてキャラクターも個性的で、なかなか上手いな、と思える人たちがいる反面、「おまえら笑いナメとんのかオラァ!」って笑いの本場大阪のどまんなかで埼玉県人の私が叫びたくなるくらいグダグダで酷いのもあったりして、安いとはいえ(当日券で400円)金とってネタ見せる以上はプロと何ら変わるところはないんだからさ、せめてちゃんとしようよ? とか思いつつも漫才やらコントやらピン芸やらをかなりみっちり観ました。こーいうのを観るのは初めてだったなあ。客席ほとんど若い女の子たちばっかりでしたが私たちの前の席にいたわりと年配の方がクスリとも笑わずにネタを観て、観終わるとすぐに投票用紙に何事か書き付けていて(それぞれの出演者の感想を書く欄がある)、なんだろうその道のプロの方であろうか…
時間がなかったので第三部の大喜利コーナーは観ないで外に出た。そしたらそれまでの出演者たちの何人かが後方からかなり厳しい、真剣な目をして舞台を観ておりました。がんばれよ。
しかし漫才と違ってコントっていうのはほんとに笑いのハードル高いですね。もちろん漫才は漫才で難しさがあるんだろうけど。コントってネタが面白いだけじゃなくて演じるほうの演技力が面白さを大きく左右するんだなーと改めて思った。昼間に芸達者ぞろいのおっさんたちのバカコントを観たばっかりだったからかもしんないけど。
そういや去年の『ポエム』では、イケテツとまゆたんが伝説の漫才師のネタやってたなー。あれ上手かったよなー。

■その後しばらく、出演者の朱猿(あかざる)というトリオの一人がヒムッチョそっくりだという話で陶子さんと盛り上がる。

■その後はたこ焼きとお好み焼きとビール! 大阪堪能!


ぶた玉。ふわっふわでおいしかった。

■そんなこんなでみっちり遊んだため、お土産を買う時間がビタイチ残りませんでした。かろうじてりくろーおじさんのチーズケーキ買えた。
新幹線で帰る陶子さんとは梅田でお別れ。まるまる2日間遊んでいただきありがとうございました! 楽しかったー!

また何だかんだで遠からず来そうな気もします大阪。だいぶ道にも慣れたかな…と思いましたが帰りのバス発着所に辿り着けずにマジで乗り遅れるかと思いました。親切に道を教えてくれたampmのおじょうさん、どうもありがとう。

*1:そのときの簡単な感想はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/tomi_kichi1313/20081005#1223206006