なんか無駄に長くなってしまいました日記

■所持している某クレジットカード、あまりにも使い勝手が悪くてそのうち使わなくなっちゃって所持してることすら忘れちゃってこのたび更新で新しいカードが届いてその存在を思い出した有様でした。年会費払ってるのも馬鹿馬鹿しいのでさくっと解約しちゃえと思って解約方法を同封の各種書類やサイトで調べましたがほんとに解約に関する情報ってちいさーくちいさーく、ちょみっとしか載ってないのな! 退会受付の電話番号にかけても「ただいまお繋ぎしています」のアナウンスがムーディーな音楽とともに流れるだけで一向に繋がんないし。解約されたくなかったらもっとサービス充実させろっつの。
結局電話繋がらず仕舞い。郵送で変更届送ってもらう手続きをネットでした。しかも何種類かある変更届のうち、退会できる届がそれでいいのかいまいちよくわからない。ほんと不親切。ぶつぶつ。

■三連休は何も予定がなかったのでひきこもり。しかしふと地元のショッピングモールに買い物に出かけようという気になり、母に「あそこのショッピングモールに出かけてくるわ、散歩かねて歩いてさ、運動不足だし」と言ったら、サシで話をしていても人の話を基本的に聴いていない母に「あらそう、運動不足解消のために歩いて行けばいいじゃない」と言われました。うんその話今まさにしてたよね。出がけには父に「あそこ行くなら運動不足解消のために歩いて行けばいいじゃないか」と声をかけられました。どんだけ運動不足だと思われてんだ私。たしかに運動不足だけども。

■というわけで片道30分の道をてくてく。長距離歩くのはぜんぜん苦にならない。天気も良くて気持ちいい、どころか汗ばむくらいの陽気であった。あ、昨日の日曜の話ですけどね。
しかしセール中の店舗を見てまわってもあまりココロ惹かれるアイテムもなく、何も戦果ナシ。ほんとに散歩に出かけただけになってしまった。
そもそも最近オンラインショッピングの便利さに慣れてしまったので外で買い物しようという気概(気概?)が希薄である。結局、家帰ってパソコンの前に座りなおしてお気に入りのブランドのネットショップでセール品物色。秋冬物の新作として出たときから狙ってたアイテムが、完売にもならずにめでたく40%オフになってたので早速ぽちっと購入。ひゃほう!
さーて、もう服を買うのは控えるぞ。本当に控えるぞ!!

■というのも、ラのつくコンビの本公演も発表されたところでそろそろ春〜初夏にかけての観劇その他の予定がえらいことになってきているから。せつやくせつやく。
だってまだ明和電機の事業報告ショーの日程も発表になってないしさー(あるよね?)、表現・さわやかのワーストの日程も発表になってないしさー(シアターブラッツ、四月の公演スケジュールすでにみっちみちなんだが、さわやかはほんとに四月にここでやるんだろうか…)、四月にはハイバイの名古屋公演に合わせて豊田美術館のヤノベケンジ展も行こうと企んでるのに。明和電機のナンマシ展@高知も悩ましいところだ。ああそういえばゴールデンウィークにはまたおっさん三人組が公演やるんだろうか銀河劇場で。どうやって日程組んでチケット代のやりくりすりゃいいんだ。
まーなんてシアワセで平和な悩み。
ラーメンズのグローブ座の大楽がちょーど私の誕生日で、ここ数年誕生日には必ず好きな人の関わってる芝居を観に行ってるから*1ここはいっぱつ狙いたいとこだったがさすがに大楽は取れないだろーな…バースデーラーメンズとか贅沢言わないから東京で一本観たい。
はー、チケット取りがんばろ…

■それにしても6月の終わり、誕生日あたりの観たい芝居の集中率がすごい。選び放題! バースデーラーメンズは無理にしても、良い誕生日にできそうな気がする。今のところ第一候補は高木珠里ひとり芝居か。濃ゆいバースデーになりそだなオイ。

■あ、そうそう、こないだこれ読了した。

福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)

福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)


なんでこれ読んだかといったら正月スペシャルドラマでNHKで放送されてた「福家警部補の挨拶〜オッカムの剃刀〜」が面白くて、福原充則の脚本と原作との差を見比べてみたくなったから。
そしたらまったくコメディ要素のないふつうのミステリーだったもんでびっくりした。何だったんだあのドラマ…
とりあえず、福原さんぽいな〜と思っていたコネタはことごとく原作にはありませんでした。(ドーナツ/カケフ/ブルース・リーVSジャッキー・チェン/「アルバイトに見えます」「うん、アルバイトです…」のやり取り/二岡くんの心の声/演歌などなど) それに加えてダンスや落語もドラマオリジナルだったんだねえ。そして原作よりもはるかに叙情的というか、ちょっとオトメゴコロに訴えるストーリーとなっていた。

二岡くんの恋心も原作になかった。シリーズものでこの単行本の後も何作か書かれてるみたいだから、私が読んでないだけで後々そういう話も出て来るのかもしんないけど。というか、そもそも二岡くんが「くん」づけで呼べるような雰囲気のキャラじゃなかった。
さらに言うとあの刑事さんたち(きたろうと野間口さんと謎の外人板垣くん)も、いちおう登場するとはいえほぼドラマのオリジナルキャラに近い。あ、野間口さんは完全オリジナルキャラだったのかな。原作では「桑田」っていう石松刑事の部下が2行くらい出てきたけど、野間口さんの役名「ミヤタ」だったもんなたしか。そういえば原作では名前の明かされない柳田教授の妻の名前が「ようこ」であった*2

ドラマの制作現場がどーゆーもんだか知らないからあの脚本がどのくらい脚本家以外の人たちの思惑の手が入ったものなのかはわかりませんが、なんか相当むちゃな脚本書いたんじゃないの福原さん。(ラブ)
原作のキモになっている「刑事コロンボへのオマージュ」という部分がドラマ化されたことでどーなっているのかはそもそも刑事コロンボを知らない私にはなんとも判断できないんだけど、そして刑事コロンボファンの流れで福家警部補シリーズが好きな人(あるいはその逆)があのドラマをどう捉えるのかもわかんないんだけど、思い切って無茶でキャラクターに個性があるドラマ版、私は相当好きでした。シリーズ化を望む。切に!

■福原さんといえば、今店頭に並んでいる演ぶの、宮崎あおいとの対談記事の写真の福原さんが素敵すぎるのでみんな是非見ると良い。男前だなーほんとに。

*1:去年は福原充則脚本提供のダンダンブエノ『ハイ!ミラクルズ』、一昨年は野村萬斎の『国盗人』

*2:福原作品に頻出する名前