シャーロック・ホームズ ガス燈に浮かぶその生涯
シャーロック・ホームズ―ガス燈に浮かぶその生涯 (河出文庫)
- 作者: 小林司,W・S・ベアリング=グールド
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1987/06/01
- メディア: 文庫
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モンティ・パイソン関西風味スケッチ集
サンデル教授の本の後半はこの本と平行して読んでました。脳みそがまったく逆方向に引っ張られる。
今年の9/4〜7に赤坂レッドシアターで行われた『日本モンティパイソン宣言』というイベントの、「パイソン関西弁朗読会」のテキストを書籍化したもの。モンティ・パイソンのコントが「関西弁訳」(超訳と言っていい)で収められています。
この本はアマゾンでは入手できないのではまぞうくんはナシですが、出版社兼本屋兼CafeときどきイベントBar「笑和堂」にて購入した、出版社プリズムギフトの記念すべき出版第一号です。本の詳細はコチラ→http://shouwadou.net/book.html
買った本をその場でビール飲みながら読めるってのはまったくもって素晴らしいですね笑和堂。
これすっごい面白かった! 通勤電車で読むのはキケンなくらい面白い! モンティ・パイソン好きにも初心者にも満足、そして何より「関西弁文化」の貴重な資料としても興味深い。巻末の「関西風味注釈対談」の松尾貴史の関西弁に関する深い分析には唸ります。
これは、予約して購入した人にオマケでつく缶バッヂ。イギリス×関西。素晴らしすぎる。
これからの正義の話をしよう
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
- 作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: 単行本
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ふわー、面白かった!
哲学という学問は「机上の空論」みたいな捉え方をされがちに思えるけど(少なくとも私はそういうイメージだった)、この本は哲学は思考と議論にひとつの方向性を示すためのとても実際的な学問であり、我々の日常に深く関わっているということを教えてくれた。一つの問題がある。何故問題になっているのか? 何が問題になっているのか? その問題の本質を見極める。どういった解決策があるのか? 哲学者たちはそれぞれの立場からそれぞれの解決策を見出していく。その過程が、様々な実際的な喩えを使って解説されていくのを読むのは実にスリリングでした。面白いなー、哲学。再放送されているサンデル教授の番組、録画しないと。
表現・さわやか『アラン!ドロン!』
結局、東京で4回、北九州で2回観ました。観れば観るほど好きになった公演。ざざっと雑感。
小倉遠征日記
■9/25、26と小倉へ行ってきました。初北九州! 表現・さわやか『アラン!ドロン!』を観るための観劇遠征。一泊で往復新幹線というなかなかのハードさ。東京から小倉まで5時間くらいかかるんだねえ…(でも飛行機よりは移動がラクな筈、という目論見での新幹線チョイス) 同行者は相も変わらず更紗さん。
のぞみちゃんは速いし綺麗だし、電源もついてるという優秀子ちゃん。バッテリーを気にせずiPhone使い放題やっほう!
朝ごはんはまた鯖鮨とか買っちゃった。(好物)
■車内販売のコーヒーを待ち焦がれたりツイッターしたり本読んだり寝たり静岡近辺でガンダム見るためスタンバったり(ほんの一瞬で通り過ぎた)(はしゃいでたら富士山愛でるのもすっかり忘れてた)してるうちに小倉。東京はざんざんと雨が降っていたけど小倉は快晴。そして日焼け止めも日傘も持ってない私。この季節に日焼けはぜったいイヤだ…!(親切で用意のいい更紗つんが日焼け止めクリームを貸してくれました)
いい天気だたよー。
■まずはレンタサイクルがあるらしいからそれ借りて観光じゃー、と思ってたのに思わぬ落とし穴。ホテルのポーターにレンタサイクルの拠点の在り処を訊いたら駅前にあるとのこと。さっそくてくてく歩いて行っても見当たらない。仕方ないので駅の観光案内所に行ってみたら、「Rホテル(我々の宿泊ホテル)の一階側面にあります」と衝撃のご案内。おいじゃあ「ウチのホテルの一階にあります」て言えよポーター! 知らないなら知らないって言ってもらったほうが良かったじゃんよ!!(いや、知らないのもどうかと思うが) そしてホテルまで戻って(なんて無駄足だ)みたら確かにレンタサイクルの拠点があった。しかし何かがおかしい。よく見たら土日休業。
おーいー!! 無駄足セカンド!!
観光案内所ならレンタサイクルの営業日くらい把握しててもよさそうなもんじゃないのー? つかよく見たらレンタサイクルは観光客用じゃなくて地元民用っぽかった。観光客用レンタサイクルって門司の方にしかないのね。だったら観光客用じゃないって教えてよー。観光客用じゃなかったから観光案内所のおねーさんも営業日知らなかったのか? うーん。
■相当な時間ロス。しかもレンタサイクルがないとなると、行こうと思ってた工業地帯見学へのアシがない。むーう。
そんなこんなでわやわやしてる合間にもしっかり昼食は食べる。小倉ラーメンですって。あっさり醤油とんこつ。おいしゅうございました。
■その後はタクシー拾ったり行く方向間違えたりしながらもなんとか工業地帯が見渡せるスポットへ。(結局、ホテルから徒歩数分という距離であった。敗北感…)
この後はしばらく、興味ない人には何が良いのかさっぱりわからない写真が続きます。
更紗がずっと「ゴジラのテーマ」を口ずさみながら写真撮ってた。
フェリー乗り場。どーん! フェリーかっこいいフェリー。
近くに消防署が。水位計がついてたのを意味もなくアオリで撮る。(こういう写真が好きなのです)
今回お気に入りの一枚。
■ひとしきり写真を撮って満足した後、てくてく歩いて北九州芸術劇場のあるリバーウォーク北九州へ移動。その日の夜公演、チケット取ってなかったけど、アフタートークがあるので当日券で観よう、ということになったのでした。
そこで美術館の方では鴨居玲展をやってることが判明! おおお!
なんという並びだろうか。
横浜でやってた「終わらない旅」が巡回して今ここでやってるのだね。横浜ですでに2回見てるけど、これは神様のおびちみき*1だと思って次の日にまた観ることにする。
■公演のことはまた別途。夜は2人で酒盛りしながらホテルでDVD鑑賞(遠征時の黄金パターン)。
ホテルからは夜景がキレイ。
■翌日は、ホテルの朝食バイキングでかるく3人前を食べ(だっててんこ盛りになってる明太子が美味しそうだったからご飯を2杯)(しかしその後パンも食べたことについては言い訳できない)鴨居玲展を堪能しつつ夜公演までの余った時間にうっかりマライカ*2で服を2着購入、公演を観た後は新幹線の時間までえらい時間が余ってしまい、駅周辺をうろうろして無印でかわいいブーツを見つけうっかり買いそうになり*3、その他思いがけずちょう大荷物になるものも買ってしまったりお土産を買ったりなんだり、ぐったりしてようやく新幹線のぞみちゃんへ。意外と寝ることもできずに早くも新幹線に飽きた更紗と2人並んで無言でツイッター上で会話したり、そんなこんなで東京着いたのはあと30分もすれば日付が変わるような時間でした。
小倉らしいことはほとんどしなかったし小倉っぽい食べ物もラーメンくらいしか食べなかったけど、楽しかったなー。今度は工場めぐりの北九州旅行したい。下調べちゃんとして。
ガヴァネス
ガヴァネス(女家庭教師)―ヴィクトリア時代の「余った女」たち (中公新書)
- 作者: 川本静子
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1994/09
- メディア: 新書
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